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116.管理職の言動は見抜かれている?

2016/03/30

とあるセミナーで

「これからの管理職の人にはコーチングは必須になります。
コーチングには質問はもとより傾聴や承認・フィードバック、メッセージetc、
様々な技術が必要となります…
よく研修なんかで傾聴のワークなんかを行いますが、形だけのものはなかなか効果があがりませんね。」

思い当たるふしがある、という感じの受講者からの笑いが漏れる。

テクニック偏重の学習。

人をコントロールし、早く成果をあげたい。

そしてその奥にある、私の方が相手より優れている、という有能感。

テクニックをいくら身につけても、相手はその奥にある、操作主義や有能感を無意識に感じ取り、相手の心は離れていく。

そんな主張の本を読んだことがありますが、まさに多くの現実に当てはまってはいないでしょうか?

「私も昔、人の話を聞くことが苦手でした。
しかし今はその人が、『どのように事実をとらえ解釈しているのか』に目を向けています。
それは大変興味深いことで、その人の成長・変化を支援する鍵となるので、
集中して話を聞くことができます」

ハッとされた何人かの人が
メモを取り始められたのがわかる。

テクニックやスキルも大切ですが、
それを支える心の持ちよう、マインド、在り方はさらに大切ですね。

そんな在り方に踏み込んだ
研修プログラムが1つ完成しました。

人に敬意を払い人を尊重する心、在り方の大切さ。

そのことが受講者に『伝わる』よう、
私自身の在り方チェックです。

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