126.イノベーションを妨げるコミュニケーションとは?
2016/06/09
“10〜20年後、日本の仕事の半分が人工知能に置きかわる”
そんな予測が進む中
これから人は
自らの何を活かして働いていけば良いのでしょうか?
単純労働だけではなく、知的労働さえAIに置き換わろうとしている中で
キーワードに上がるのは
創造性、アイデア、感性、センス、コミュニケーション、イノベーション(価値創造)etc
さて、企業組織でも
イノベーションをいかに起こすか
が叫ばれていますが
多くの組織では
イノベーションを
“阻害するコミュニケーション”
が行われていることに気づいていないようです。
トップダウンのみ
ワンパターンの部下への接し方、前例主義
どうせ話したところで同じ答えしか返ってこないだろう、という前提、相互不信…
ところで、
コミュニケーションを分類すると4つのパターンがあると言われています。
「過去の会話パターン」
いつもの会話の繰り返し、話す側は相手の顔色を伺い、聞く側は先入観をもとに聞く。一方通行。
「討論」
判断する。自分の主張を通すために時に理論武装される
「対話」
意見を聞き理解を深めることを目的としたコミュニケーション
「生成・創発」
誠実かつ相互性・持続可能性を含んだ新たな知恵が生まれる
後者になる程、組織内では実行されていないようですが
組織内のコミュニケーションを見直し、生成・創発的なコミュニケーションを取り入れてレベルを上げていかないと
人や組織の創造性の開発、そして何より人の『尊厳』を守る職場の維持は難しい
産業構造の大転換期に私たちはいるようです。
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