129.ミーティングを振り返る事が学習となる
2016/06/29
先ほど
地元の経営者団体の今秋の経営体験発表についての打ち合わせがありました。
今回は3人のコンサルタントで一緒に発表を行うという事で、
まずは題名と告知用の短い文章を決めるためのミーティングを行いました。
経歴も専門分野もそれぞれ違い、顔は知れどお互いの仕事内容はほとんど知らないという3人でしたので、1時間の話し合いで決めきれるかな、なんて不安を感じながらのミーティング。
いきなり核心に入るのではなく、これまでの経歴や苦労話、
現在独立してコンサルタントになってからの話しを3人で分かち合う。
材料を3人の前に出すべく各自が順番に語るうちに
ぼんやり共通点が見えてきました。
全員が、
・大手企業所属経験あり
・現在、経営者である
・そして主に人材開発に関して企業支援を行っているコンサルタントである
残り10分の時に、一つ二つの方向性はおぼろげながら見えてはきましたが、
10分ではまとまるイメージがわかなかったので、
「後日もう一度ミーティングを持ちますか?」
と問いかけると
リーダー格の方が、
「今月はもう日程がうまっていて…」
「よし、ではやりましょう!」
残り10分。
そこから頭が違うモードで回転して、なんと全員納得の題名と説明文が出来上がりました。
10分でまとまるんだ。小さな奇跡を久しぶりに見たような気分。
ミーティングのゴール設定、全員参加の空気、拡散と集約、あきらめない⋯
この小さな“勝ち”の体験は、チーム支援を主業務としている私にとっては
良い学習となりました。
勝ちから学ぶ。
と同時に、自分は企業での社員の経験と、経営者として奮闘している今の視点と、さらにはコンサルタントとして外部から企業を人材・組織の面で観る専門的視点、
これら3つの視点を持ち合わせている。
そんな自らのリソースを再確認させてもらえる豊かな時間となりました。
さぁ、今からチーム支援です。
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