133.世の中を良くするイノベーション
2016/07/27
世界中で話題となり社会現象となったポケモンGO。
仕事柄、何がそこまで人々を熱狂の渦に巻き込んでいるのか大変興味があり、
自らもアプリをダウンロードし試してみました。
確かに斬新。
スマホをかざすと、カメラ越しに映し出された実際の空間の中にCGのモンスターがいる。
画面のボールをスワイプし、モンスターに当たれば確保。
世界初の拡張現実(AR)とGPSの組み合わせ。
私の場合、ゲームが好きなわけでは無いので捕まえるくらいで終わっていますが、
ポケストップと言われる所でアイテムを手に入れ、
モンスターを探し、捕まえ、育て、
知らない人達とジムで戦わせ、チームも組めるらしい。
ビジネスモデルも新たな挑戦が含まれ、
従来の日本のゲームアプリで採用されていた道具を買うために有料くじ引きシステムで、
よりたくさんお金を使わせていたのをやめ、
できるだけユーザーの負担を軽くした課金、
そのために店舗と提携して集客につなげる収益モデルを展開etc…
ニュースでは
多くの人々が街に出て交通ルールを無視したり、
敷地内に許可なく入ったりする等トラブルも発生していますが、
開発者、ナイアンティック社CEOのハンケ氏はこう述べています。
『我々はモバイルゲーム会社であるが、自分達なりの方法で社会貢献したい。
アメリカでは人々が家にこもり、端末の画面を見てばかりでコミュニティにも参加しない人が多いが、
どうしたら人々が家から外に出て体を動かし、新しい場所を発見し、人々と交流するか?
その答えがこのポケモンGOである』
次のコメントも印象的でした。
『何か新しいアイデアを思いついた時に
これから作ろうとしているものに
“存在価値はあるか?”と自問する。
人の役に立つか?
不可能を可能にするか?
世の中に良いインパクトを与えるか?』
このような革新的なものは
最初はいろいろ不備もあるでしょうが
今後どのように世の中を明るく人々の幸福に貢献するのか、
しばらく静観したいと思います。
さらなる世の中を良くするイノベーションが望まれますね。
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