141.「部下に感謝する」とは?
2016/09/27
昨日の経営者勉強会。
人材育成に携わる専門家3人の発表の場があり、
弊社は「全員活躍チームを作る上での大切にしている事」を話させて頂きました。
徐々に会は盛り上がり、たくさんの質問と議論が沸き起こりました。
・部下や職場メンバーのやる気・モチベーションをどうしたら引き出せるか?
・パートの人のやる気を引き出すには?
・私の言う通りやれば良いのに、といつも思うけれど、社員は言わないと分かってくれない
・組織変革したいけれど、どこから手をつければ良いのか? etc…
濃くなってきた議論は2時間の勉強会後の懇親会にまで持ち越され、
そんな中で、関西地区就職希望企業ランキングトップ100に入る、
まさに従業員を大切にし理念経営を実践されている会社の会長の
短いお話がとても印象的でした。
『私が先代から会社を継いだ後、10人ほどいた社員がなんと1人まで減りました。
理由は私が社長になったからです。
その後、必死で採用活動しました。
“今いくらもらってるの?ほなら、うちへおいで。”
という具合に。
いろいろいろありましたけど、
社員には感謝しかありません。』
静かな口調で、なんの飾りもなく
しみじみとご体験を話されるその姿。
苦境を乗り越え、社員に支えられてきたからこそ今日がある。
そんな感謝の気持ち・在り方がグッと伝わってくる短いコメントでした。
「感謝」という言葉を私たちはよく使いますが、
本当に深く感謝しているかどうかは、その瞬間わかるものですね。
口にする言葉と
自分が一致するように、
今何を行うか?
今日は何を体現するか?
自らに問いながら、前に進みます。
ブログをご覧いただいてご質問・ご相談がある方は下記フォームにご記入ください。