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144.現場で行う学習とは?

2016/10/20

とある地方の中小企業の組織変革の現場。

「意外と◯(丸)が多いですねぇ」
数人のチームメンバーから驚きの表情と共にそんな言葉が飛び出しました。

チームコーチングでの支援が始まってから数ヶ月が経ち、ゴール期日の途中に
これまでのチームの歩みを具体的にメンバー全員で振り返る。

つい反省しがちな人が多いものですが
まだ目標達成していなくても
あるいは最終的に未達だったとしても
細かな経緯・変化に目を向けると
そこには小さな成功が積みあがっていることに気づきます。

例えば、チームだったら

「共通の目標ができた、チームとしてのまとまりができた」

「今まで気づかなかったことに気づけた、自分たちの現状が良くわかった」

「始めて自分以外の業務、全体視点を持てた」 etc…

このように
まだ目標達成していなくても、明らかに様々な事が変化し前進している。
大きな結果としてまだ現れていなくとも、チームは確実に様々な事を体験している。

現場での体験や変化をしっかり振り返ることから学びを抽出し
小さな成果に目を向けることが手応えや自信の増加に繋がり
『ようし、やってやるぞ!』と意欲が湧いてきます。

0か100かの評価で根性論的に働きかけるのではなく
そこまでのプロセスを詳細に見て、根性だけに頼らない
小さな成功から知恵やアイデアを引き出すことが
成長と成果に繋がる道となります。

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