149.会議運営の必須事項
2016/11/30
先日のチームコーチングの現場。
いつもは積極的に発言しないチームメンバーから本音の言葉が出ました。
「話し合いをしていても
畳み掛けられるようで話にくい…
話しにくいと思っている人達がいる事を理解する必要があるのではないか?」
意見を出し合うと、結論を急ぐあまり、議論の中でつい相手の意見を攻撃的に否定してしまったりします。
あるいはそのつもりがなくても反対意見を言われた側は、自分を否定されたと感じる事はよくあります。
こんな時は、
互いの意見を出し合い、まずはさまざな角度から検証し、合意点を見つけて同意を丁寧に取っていく必要があります。
もしそのプロセスを大切にしないと、結局は理論的な人、弁の立つ人、声の大きい人の意見に流れていき、他の視点や意見を持つ人は
「発言しても何も変わらないから」
と積極的に話し合いに参加しなくなり、さまざな視点やアイデアがでない会議となります。
チームコーチングでは戦略的な会議運営を支援していますが、
話し合いの場が活性化するためにはまずは参加メンバーが警戒せずに話し合いに参加できる
安心・安全な場づくりは必須となります。
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