173.部下の行動はどうしたら変わるのか?
2017/11/14
チームの集合セッションの合間に、チームメンバー1人1人とWEBを使った面談を行います。
面談時は、クライアントが解決したい課題、悩みを扱わさせて頂きます。
しかし話が進んで行く中で、クライアントがその場しのぎの、実行に力が入らないであろう回答を私にされることがままあります。
おそらく無意識に…。
「上司から指導を受けている件ですが、実行しないといけないのでこれからは〇〇しようと思います。」
『その結果手に入るゴールを心から望んでられるのですか?』
「うーん…」
本当に望んでいるようには見えないことを見逃さずに指摘させて頂くと、正直に本気でないことを認められます。
人は行動と成果ばかり求められと多くは疲弊してきます。
そして口では実行すると言いますが、気持ちは入らずやらされ感いっぱいだったり。
行動レベルが変わらない大きな原因に、その人の価値観・信念・アイデンティティレベルが変わらないことが挙げられます。
なんのために頑張らねばならないのか?
もちろん生活のためでもあるんだけれど…
組織の管理職は、部下の価値・信念・アイデンティティを明らかにし、組織の理念と統合、目標や行動と結びつけるスキルが必要となります。
上記のプロセスは
部下より先に、管理職自らが必要な事かもしれません。
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