234.人の心を動かすもの
2022/12/08
今回のカタールでのサッカーワールドカップでは、日本は惜しくもベスト16で敗退しました。
試合ではドイツ・スペインといった強豪国を次々と破る日本代表チームの奮闘に多くの人が勇気をもらい、またピッチ外では日本的な礼節が話題になりました。
世界的なスター選手を擁している訳では無いけれど、日本人の強みである俊敏性・持久力・チーム連携とその特性を活かした戦略・戦術がはまり、あと一歩で目標のベスト8まで迫りました。
素人目にも、明らかに4年前より個のレベルが上がり、高いレベルの規律でプレーする日本代表チーム。
そして試合が終われば、
ロッカールームの清掃、そして日本サポーターの観客席の掃除。
敗退後はロッカールームを綺麗にして折鶴を飾りスタジアムを後にした事も含めてFIFA公式SNS等で取り上げられ話題になっていました。
何が外国の人の心を打つのか?
試合の内容もあるでしょうが、やはり日本人の「振る舞い・在り方」が注目を集めています。
ロッカールームやスタンドは自分たちでそこまで綺麗にしなくて良いのかもしれないけれど、発つ鳥後を濁さず、と綺麗にして帰る。
お掃除する人へのいたわり。
開催国への感謝の気持ち。
何より勝敗はあれど、人としての誇りを大切にする心。
サムライの美学、武士道精神。
自分の分だけでなく他者の分まで。
感謝・尊重・思いやりの心を振る舞いや形にする。それが「礼」
小生も、報道を見てではありませんが、10年前から日本の歴史や武士道を生きた人物から日本の美徳を学び続け、これまでの自分の至らなさ・利己的振る舞いを猛省。
「まずはできる事を」とささやかながら、某スポーツジムのトイレのスリッパの整頓を継続してもうすぐ4年になります。
(そのせいかはわかりませんが、きれいにスリッパが並んでいる日が少し増えました)
昨日、弊社人活工房のサービスの一部を一般の方向けに提供している一般社団法人ジャパンウェイ・リーダーシップ協会の受講者OBから嬉しい知らせがありました。
「学んだ“在り方”を軸に組織改革を行ったところ、半年で離職が止まり社員満足度が大幅に向上しました」
「自分の使命が明確になり、それを日々意識できるようになった。そしてチームに影響を与える事ができ大幅な利益改善を実現できました」
いずれも「在り方」が大きく影響。
つまり日本の美徳/誠・愛情・勇気・和の精神等を学び体現した結果によるものです。
業績・数字はもちろん大切ですが、
それを生み出す根源は「在り方」であり、求める結果は「在り方」から始まる事を忘れずに、日本人らしく結果を残していきたいものです。
「広田参道を美しくする会に参加」
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