237.人在育成に足りないもの
2023/04/19
HR、TD、ODの業界で、人の成長と組織開発にそれなりの長い期間身を置いてきた。
そもそも自分が大学卒業後に6年間だけ在籍した最初で最後の勤め先が、
人材教育・組織開発の最先端をいく会社だったので、
性格検査や研修プログラム等を豊富に受けさせられた。
起業独立してから全く違う業界に身を置いたが、
その30代でいつも悩んでいたのは「部下育成」であった。
約15年ほど前から人材教育の分野に足を踏みいれ、いつしか事業・生業となっていった。
常に欧米の最先端のHR分野の知見をキャッチアップし続けた。
MBTI、コーチング、チーム開発、様々なOD手法etc…
それぞれが世界的に研究・活用されその有効性が認められた知見・フレームワークであるが、
でも扱う人間によって効果差が出るため、常に対象者にマッチングさせるために最真・最深を追求してきた。
お客様が効果を認め喜ばれても、常に
「人や組織の変化・成長にもっと効果を出せないか?まだ完成ではない⋯」
10年前、たまたまプライベートで日本の昔のリーダーを研究する機会に恵まれた。
出光佐三、渋沢栄一、西郷隆盛、吉田松陰、山田方谷、上杉鷹山、二宮尊徳etc…そして天皇家。
また、名も知られてない市井の人々も含む。
共通点は、その「在り方」。
無私・公を追求・探求した至誠の極みの姿。
多くの人に豊かさとその強烈な精神を残された。
その生き様を知り、器・人物のあまりの大きさに天地がひっくりかえるほど驚嘆し感動した。
足りないのはこれだと気づいた。
少しでも近づけば、人も組織ももっと協力一致でき輝ける。
3年前から本格的にプログラム化した西洋知見と日本の美徳(ジャパンウェイ)の融合・統合。
コロナ明けの令和5/2023年4月、
人活&ジャパンウェイ活動を加速させていく所存です。
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