昨日、経営者対象のとある学びの会に参加した。外の暑さとは対象的に、講師の方、そして会場の雰囲気が熱くも清涼な空気に包まれていた。

お話のあと、「どうしたら自分自身が理念に本気になれるか」という質問があった。
実は多くの経営者やリーダーの“本音ベース“の共通の悩みでもある。

講師の回答はおおよそ次のようなものであった。

・高い質のところへ行く
・薄皮を剥ぐように、積み重ねる
・天命を知り導かれる

３つ目の「天命を知り導かれる」は
大変難しいテーマだ。
私は13年前に約1年間毎日突き詰めて自分の天命について考えた事があった。

自分が天から与えられた役割は何か？何になら命をかけれるか？
どうしたら悔いの無い日々を送る事ができるか？

そして、一年がかりで言葉にしたものが今の会社のミッションになっている。
あれから13年、今の仕事は天命である、と“感じ”取り組んできた。
しかし、まだまだ自分の果たしている事に満足はいかない。

一つ目の、高い質のところへ行くこと。そして薄皮を剥ぐように積み重ねること。が必要らしい。

ふと思い出した。
吉田松陰先生の言葉　“狂たれ”

そして山田方谷先生の
“至誠惻怛”という言葉が浮かんだ。

普段より目覚めが早かった本日早朝に
このショートブログを書いているが

ふと降ってきた言葉が
天の声なのかもしれない。