75.部下の自発性を引き出す
2015/03/05
「コミュニケーションが難しい」
「部下にどう伝えたらいいのか?」
昨日のチームコーチングでは
現場リーダーのそんな切実な悩みが出てきました。
『今日のお客様の数は何人?』
『◯人しかありません。』
『そっか、、頑張ろうな』
で終わる会話。
部下や職場の状況に関して
状態を以下のように区分けしてみると
①何も手を打たない部下
②アドバイスしてもトライしない
③アドバイスしたらトライする
④部下から自発的にアドバイスを求めてくる、情報を集めトライし、改善を続けていく
もちろん、多くの上司は④を求めていると思いますが、
では、どうしたら部下が自発的に自ら問題解決・目標達成の主体となるのでしょうか?
指示・アドバイス・命令以外に
質問・フィードバック等、別のコミュニケーションスキル
を持つと対応の仕方も広がります。
それら全てを含むのが“コーチング”です。
コーチングでは自発性を引き出すための質問を投げかけ、時にフィードバック等を本人にします。
大切なことは、
その前提として
『本人が変化を作る資源は内側にすでに持っている』という考え方があることです。
その前提がなければ質問しても『引き出せない』と思ってしまいます。
相手を肯定的に捉えるから、相手もこちらの質問を受け入れてくれる。
そしてコーチングは単なる質問の技術ではなくて、
そこには
意図があり、構造・戦略があります。
質問力を高める、
人に対する見方の質を高める
探求は楽しいですね。
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