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Interview

旧体制から若手リーダーチームへの移行に挑戦

株式会社ケイ・エフテクノ 取締役社長 綾部智仁様、ユニット長 岩野友美様

次世代リーダーとしての目覚め/ユニット長 岩野友美様

研修を受講する前は研修のことをどう思っていましたか?また、実際に研修を受講してみて、どう感じましたか?

研修を受講した経験がなく、受講させてもらえることは非常に嬉しく楽しみな気持ちでしたが、ネガティブでリーダーシップとはかけ離れた性格のため、本当に自分自身変われるのか、私がリーダーとして会社を変えていけるのか不安だった。 MBTIを受講してから自分自身が大切にしている価値や指向を理解し、客観的に自分を見るようになった。 自分の現在地を知り、スタートラインにも立っていないことに気づけた。 自分で設定した目標を実践に移すことは簡単ではなかったけれど、失敗を繰り返しながら少しずつ近づいているし、成長できていると実感できる。

研修前に感じていた自身の課題と、現時点で自身の1番大きな変化は何ですか?

自分に自信がなく、勇気が必要だった。理解はしていても失敗を恐れて実践しなかった。 研修を受けるようになって、業務に取り組む意識(本気度)が変わった。 今現在だけでなく、3年、10年先を想像し、自分自身の在り方「こんな人になりたい、こんな人生を送りたい」と思えるほどの大きな目標ができた。

研修前の課題を克服するきっかけや学びは何でしたか?

実践しないとできるようにならないし、講師と綾部社長が失敗しても良いと仰って自由に挑戦できる環境をくださった。 セルフマネジメント内容を細かく記入することで自分の問題点が明確になり、それを皆の前で発表することでやらざるを得ない状況になった。常に意識して取り組み、振り返ることで、学び・成長に繋がったと感じる。

あなたが変化したことにより、周りの変化はありましたか?

以前は自分自身の状況すら把握できていなかった。客観的に自分と周りを見られるようになり、周りの皆と情報を共有できるようになった。だから困ったときには協力し合い、迅速に業務に取り組めるようになった。 自分自身は責任感と熱意をもって挑戦するようになり、周りの皆も力を貸してくれている。

次世代リーダーを生み、最大のパフォーマンスをあげる組織つくりへの挑戦/取締役社長 綾部智仁様

研修を導入する前はどのような組織の課題がありましたか?

昭和ながらの工場で、全ての権限が現場トップにあり、文鎮組織で社員は成長せず、新しいメンバーも入社しては辞めるを繰り返していた。 一方で、人員が多く、そのトップのことさえ我慢できる人にとってはゆとりのある会社だった。 (私が就任時38名→現在は28名で回せている) 皆が皆、自分のことだけを考えて(自利)、利他精神が全くなかった。

なぜ弊社の研修を導入しようと考えましたか?

次世代リーダーを生み、成長させることが必要と考えた。 そのメンバーが最大のパフォーマンスを発揮出来る会社にしたいと思った。そして、組織力を上げたいと思い導入した。 仕事に対する在り方・使命を考え、見つけてもらいたかった。

研修を導入して、また組織としての施策や取り組みを経て、現時点で受講者に起こっている肯定的な変化は何ですか?(会社全体としての変化も含めて)

研修導入1年でリーダーチームのメンバー選別が進み、受講者が8名から4名に減りましたが、残ったユニット長4名+今年新たな受講者追加1名のチームが、少しずつではあるが成長し、チームになりかけている。 特にユニット長4名は、この施策の目的や各々の苦手なことを理解し、克服しようと努力している。(人前で話すこと、伝え方、相手の気持ちを考えるなど) 周りがユニット長4名を理解し、協力しつつあり、理想に近づいている。声をあげ、伝え、協力し合える部分が出てきて活気が出ている。